今年は「国際周期表年」です

 今年(2019年)はメンデレーエフ(ロシアの化学者)が元素の周期律を発見して150年の節目の年で、「国際周期表年」だそうです。

私が学生だった頃、周期表の元素はまだ103個でした。現在は118個で15個も増えています。

この中には、日本の「理化学研究所」で合成され、命名された「ニホニウム(Nh)」もあります。将来、まだまだ増えるでしょう。

少し前、「NHK-Eテレ」で周期律についての番組を放送していたので興味深く見ました。

この番組で、半導体元素が周期表の右上の非金属元素と左側の金属元素の境界線あたりに分布していることも再確認しました。

約30年位前(半導体で日本が輝いていた頃)になりますが、NHKで放送されていた「電子立国日本の自叙伝」という番組の1回目のサブタイトルは「新石器時代」でした。

何故、「新石器時代」かというと、半導体のメイン材料であるケイ素(シリコン:Si)は珪石等から得られるからです。

今でも、番組冒頭の北欧・ノルウェーの風景(珪石産出地)の映像が頭の中に焼き付いています。

宇宙誕生(ビッグバン)直後、素粒子ができ、更に素粒子から陽子、中性子ができました。(電子は素粒子の1種)

誕生の数分後には、陽子、中性子から原子核ができました。(水素やヘリウムのような軽い原子核で、まだ原子ではない=電子が取り込めてない)

つまり、元素の誕生です。

*元素とは原子核の持つ陽子の数で分けた種類のこと

更に38万年後、宇宙の温度が膨張により下がると、電子が原子核と結合して「原子」となり、光子(光)が直進できるようになりました。これを「宇宙の晴れ上がり」といいます。

ついに、原子が誕生したのです。(水素やヘリウムの軽い原子)

宇宙の創成期の頃は高エネルギーの状態で、アインシュタイン博士の有名な式「質量とエネルギーの等価性の式: E=mc² 」が左から右へ進んだのです。つまり、エネルギーが消失し、質量(=素粒子)が生まれたのです。

*因みに、原子力は式の右から左方向(質量が消失し、エネルギーが生まれる)への反応です。

宇宙ではその後、星が生まれ、大きな恒星が一生を終える段階で起こる超新星爆発などをきっかけに、重い元素も誕生したと考えられているそうです。

あれこれ考えていると「眠れなくなる」ので、この辺にしときます。

写真の元素周期表は「東京エレクトロン」の新聞広告より

    元素周期表.JPG
    


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